
こんばんは、片山です。
あなたは「べき思考」という
考え方を知っていますか?
べき思考というのは
語尾に「~べき」といった
言葉を使う考え方です。
~べきという言葉は
職場でよく聞くかもしれません。
この「べき思考」なのですが、
実は自分を苦しめる考え方なんです。
もしあなたがべき思考を
つかっているならば、
自分自身の言葉と思考に縛られた
生き方をしているかもしれません。
もしHSPがこれらの思考から
離れることができれば、
自分を責めたり言葉による制限を
外したりできます。
では、べき思考とは
一体何なのでしょうか?
また、HSPはどうすれば
べき思考に気付くことができる
のでしょうか。
べき思考って何ぞや?
まずはべき思考について
簡単にお伝えします。
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【べき思考】
「~べき」「~すべき」
という言葉を遣うことがある。
考え方のクセの1つ。
完ぺき主義や責任感が強い人
などがつかう。
べき思考の人は、
「弱いところを見せたくない」
「もっと評価してほしい」
「自分は優秀な人間なんだ」
といった“無意識の思考”を
持っていることが多い。
べき思考の人はあらゆる物事に
100%の力を出そうとする。
どこかでくじけたりすると
自分を責めたり落ち込んだりして
心の悪循環に陥ることが多い。
自分自身を追い込んで物事を
遂行しようとする。
そのほかにも、
・白か黒かハッキリしたくなる
・失った時間を全力で取り戻そうとする
→そして疲れをためて体調を崩す
といった考え方をすることもある。
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以上になります。
ざっくりとお伝えすれば
このような感じです。
話は変わりますが、
べき思考は
実は相手にもプレッシャーを与える
考え方なんです。
あなたも「~するべきじゃない?」
と言われて威圧を感じたことは
ありませんか?
もしかしたら多くの人は
「~べき」という言葉を聞きすぎて
慣れてしまっているかもしれません。
「べき思考は自分を苦しめて、
相手にもプレッシャーを与える」
このことをあなたには知っておいて
ほしいです。
どうやって自力でべき思考に気付けるのか
自分の思考にはなかなか気付けないもの。
気付くためには意識的に何かの方法を
行なう必要があります。
そこで、
私があなたにも手軽にできる
方法をお伝えするなら、
「普段から自分の言葉づかいを気にする」
方法を試してみてください。
具体的な方法は、
「自分が発した言葉遣いの中で
気になったものはメモ帳にメモして、
手空きにネットで検索する」
ことです。
長いですね(汗)
ですが、方法は簡単です。
(以下は手順です。)
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1、メモ帳アプリかメモ帳を準備。
2、自分が発した言葉や思考に気付いたら
すぐにメモ帳に書き記す。
3、書いたものを時間があるときに
見直してみる。
4、これらの言葉を言い換えるなら
どうしようかと考えてみる。
(ネット検索が探しやすいです)
5、言い換えてみたことを実際に
言ってみたり思ってみる。
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以上です。
自分も過去にべき思考を何度も
遣っていました。
べき思考から離れたいと思っても
~べきって思ってしまうのです。
自分の場合は、
ネットで調べていくうちに
「この遣い方は間違ってたのか」
「不安を隠すために言ってたのか」
と気付くことができました。
その後も少しずつ思考を改善
していきました。
今は「~べき」という言葉は使わず、
「~したほうがいいかな」などと
言い換えてます。
まとめ
べき思考を行なっている人は
心に余裕が無いかもしれません。
そのような人は休日にでも、
「最近の自分の言動はどうだろう?」
「仕事中のトラブルの原因って?」
などと考えてみてはどうでしょうか。
何か心の気付きがあるかもしれませんよ?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。